GALLERY LOCI

GALLERY LOCI Exhibition
“FUYU”
山崎広樹 染色家・草木染作家
2022 年11 月3 日(木)・11 月4 日(金)・11 月5 日(土)・11 月6 日(日)
Exhibition FUYU 開催のご案内

大蔵山スタジオ(宮城県丸森町 代表・山田能資)「GALLERY LOCI」と、銀座もとじ(東京都中央区銀座 代表・ 泉二啓太)は、染色家・草木染作家の山崎広樹氏による作品展「FUYU」を2022年11月に宮城と東京の2会場で開催 いたします。
自然の草木根皮から色を抽出して糸や布を染める「草木染」。
20世紀初頭、草木染ということばを世に出した曽祖父の山崎 斌 氏から代々、手仕事と自然を調和させる生活文化創造の精神を受け継いだ山崎広樹氏は、伊達冠石の採石場である豊かな自然に恵まれた大蔵山で、自ら採取した大蔵寂土と草木から色を抽出し、その生命の光を糸や布へとうつしました。
会期前半のGALLERY LOCIでは、2年にわたる山崎氏の色のリサーチワークと、用途の広い大判の布などを中心に展示します。
後半の銀座もとじでは、大蔵山スタジオの大蔵寂土や、自生する草木で染めた着物や帯などを展示。 春夏秋冬、大蔵山の自然と対話をしてきた山崎氏の意欲作をご高覧いただければ幸いです。
EXHIBITION CONCEPT

夏ー人間が自然の中で生命をいただき、生きる季節
冬ー人間が自然を畏れ、自らを清め、新たな季節を生きる霊魂を増やす季節
「冬ーFUYU」とはふゆる、ふえるを語源とする言葉である。 自然への畏怖を忘れず、自然のふところに還り、たましいを再生させる「FUYU」のはじまり。 大蔵山は、私たちの身体に原初の感覚を呼び覚まし、拡張させる。
会期前半

|会場|
大蔵山スタジオ株式会社
宮城県丸森町大張大蔵字小倉10-1

|会期|
2022年11月3日(木)ー 6日(日)
14:00 ー 17:00
全日要予約 (各日定員 30名)

3日(木)
展示会場見学 + 大蔵山ガイド + 石舞台 現代舞踊 by Lee Mihee
料金 : おひとり 10,000円

4日(金)、5日(土)、6日(日)
展示会場見学 + 大蔵山ガイド +
トークイベント
料金 : おひとり 7,500円

トークイベント登壇者
草木工房 山崎 広樹
銀座もとじ代表取締役. 泉二 啓太
大蔵山スタジオ代表取締役 山田 能資

———————————

Exhibition FUYU 来場のご予約はこちら



———————————

会期後半

|会場|
銀座もとじ 和織・和染
東京都中央区銀座4-8-12 Tel.03-3535-3888(11:00-19:00)

|会期|
2022年11月17日(木)ー 20日(日)

|時間| 11:00-19:00

|入場| 無料

*17日(木)18:00-20:00
レセプション

*19日(土)10:00-11:00
Talk Event(定員 40名) 「染織の可能性を求めて」

協力
会場構成 @katagiriatsunobu
広報媒体 @goshiuhira
企画編集 @ayaogawa_tocowaka
映像編集 @kurabuchi_hiroyuki
広報写真 @isao_hashinoki
山崎広樹 Hiroki Yamazaki 染色家/草木染作家
1988年神奈川県川崎市生まれ。2011年東京農業大学国際バイオビジネス学科卒業。2013年父・和樹主宰の草木工房で草木染の研究を始める。2015年「第18回岡本太郎現代芸術賞」に入選し、川崎市岡本太郎美術館で展示を行う。2016年松原染織工房で松原與七氏より型染を学ぶ。2018年~2022年「銀座もとじ 男のきもの シーズナルコレクション」に参加し、型染の帯を出品。銀座もとじ店舗内で糊置の実演パフォーマンスを行う。2019年「中国杭州天然染色会議」に参加、父と共にワークショップを行う。岡谷市蚕糸博物館の展示会に型染帯を出品する。2020年高崎市染料植物園の展示会に型染帯を出品。銀座もとじ「草木染の継承展 山崎青樹・和樹・広樹」で型染帯を出品。